キャットフードのシニア用は成猫用と何が違うの?

キャットフード

キャットフードを買いに行くと、成猫用の隣に「シニア用」と記載されているパッケージが多く陳列されています。

実際問題、この2つのパッケージの違いについて、どんな違いがあるのか把握できている飼い主さんばかりではないと思います。

もし成猫にシニア用を食べさせていたら?

その逆であったとしたら?

どんな結果をもたらすのかを考えてみたいと思います。

 

シニア用のキャットフードはどの年齢から与えればよいか?

一般的に猫がシニアと呼ばれるのは、7歳からです。

猫の7歳は人間で言うと44歳。

そろそろ体のあちこちに何かしらの問題が出てくるお年頃。

ですから、シニア用のキャットフードを意識するのは、猫が生まれて7年目が目安になります。

猫の10歳は人間でいうと56歳。

猫が10歳になると、寝る時間が伸びてあまり動かなくなります。

歯が弱くなって噛む力が衰えたり、毛の艶がなくなってきます。

運動不足になりがちなので便秘に注意する年齢です。

15歳の猫は、人間だと76歳。

そろそろ寿命を迎える年齢になります。

猫の年齢を人間に例えてみると、このように分かりやすくなります。

 

キャットフードのシニア用と成猫用の違い

キャットフードの種類にあるシニア用というものは、 成猫用とは違い「栄養面やカロリーに様々な配慮が施されたキャットフード」になります。

ペットといえども老化による運動機能の低下や内臓機能の低下は否めません。

そこに若かりし頃と同じ内容のキャットフードを与えてしまうと、運動量が足りずに肥満化してしまったり、そもそもの消化活動にも害を及ぼしてしまうのです。

また、もともと運動機能が発達している猫の関節はかなり酷使されてきていますので、関節のケアにも役立つ「グルコサミン・コンドロイチン」などの配合もされているのが特徴的です。

高タンパク・低脂肪・低カロリーと、まるでボディビルダーやダイエッターの食事かのようなキーワードが並びますが、実際猫の身体はさまざまな運動を可能としてきたスーパーアスリート並みの肉体なのです。

その肉体の維持には、余分な脂肪をつけないで関節などの老朽化を手厚くケアしていけるキャットフードが必要となり、その結果必要となるのが「シニア用キャットフード」というわけです。

 

成猫にシニア用を シニアに成猫用のキャットフードを与えているとどうなる?

先ほどの説明の通り、シニア用は低カロリーであり成猫の運動能力に対し絶対的なエネルギー不足を生じさせてしまいます。

スタミナもなくなり、日中必要以上に眠りに入る時間が増えることで、筋力の低下を起こしてしまいます。

どれだけ眠ってしまっていても、そもそものカロリーが不足してしまっているので肥満化してしまうわけではなく、むしろ「栄養失調」で筋肉量が著しく低下してしまうことになります。

逆にシニアに成猫用を与え続けると、カロリーオーバーからくる肥満と消化不良、内臓へのダメージも大きくなってしまうので、適切に食事を切り替えてあげるようにしましょう。

 

シニア用キャットフードで愛猫との時間を健やかに

生き物の時間の流れはそれぞれ違います。

人間の何倍ものスピードで生きている猫は、成長から廊下に切り替わる瞬間の見極めが難しいです。

食事を残しがちになったり、眠り続ける時間が増えてきたなと感じたら、シニア用キャットフードをご検討ください。

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