11歳の猫が吐くときに今すぐその場で見直すべき4つのポイント

キャットフード

猫は7~8歳を超えるとシニア猫になります。

10歳を超えると老猫になります。

人間
9歳52歳
10歳56歳
11歳60歳
12歳64歳
13歳68歳

11歳の猫は、見た目は若い猫とあまり変わらないですが、体の中の衰えは確実に進んでいます。

仕事が終わって家に帰ってきた時、以前は元気にお出迎えしてくれていたのに、11歳になってから猫が寝たまま、なんてことも増えてきます。

11歳になった猫は、年齢を重ねて衰えが出て来る時期なので、食べた後吐きやすくなります。

2キロ800円程度のキャットフードをあげて吐いていませんか?

高齢猫用のキャットフードをあげても、吐いていませんか?

ウェットやパウチを食べさせても吐いていませんか?

重い病気でなければ、キャットフードを変えることで、吐く回数を大幅に減らすことが出来ます。

猫は、毛づくろいした時に体内に入った毛玉を吐くと言われますが、猫の体に合ったキャットフードを食べていれば、毛玉は便と一緒に出るので、吐かなくなります。

11歳になるあなたの大切な猫が元気になるために、今回ブログにまとめてみました。

あなたの猫が吐かなくなるために、少しでもお手伝いさせてください。

 

今すぐ吐く原因を判断するために確認すること

11歳の猫が吐いた場合、原因が病気など体調不良なのかキャットフードにあるのか、原因の切り分けをします。

次のうち1つでも当てはまる場合は、動物病院で診てもらってください。

・1日に2回以上吐く

・頻繁に吐く

・2日以上毎日続けて吐く

・吐いた後、元気がない

・吐いた後食欲が無く、ぐったりしている

・吐いたものに血が混ざっている

・突然、激しく吐く

・誤食の痕跡がある

1日に何度も吐いたり、毎日のように続けて吐く場合は、獣医さんに診せましょう。

熱や下痢など、同時に他に悪い症状がある場合は急を要します。

命に関わりますので、すぐに動物病院に連れていってあげてください。

 

11歳の猫が嘔吐を繰り返す理由を分かりやすく解説

動物病院に連れて行くほど厳しい状況でなければ、原因はキャットフードにあります。

下のようなキャットフードを食べると、猫は吐きやすくなります。

・年齢に関係なく、添加物たっぷり激安有名量販品フードを与える

・特に高齢猫の場合、油分の多いフードを与える

・普段から食事以外のおやつを頻繁に与える

・粒が大きい又は固いフードを食べる

・猫の体内の消化酵素が少ない

では、以上のようなキャットフードを食べるとなぜ猫が吐きやすくなるか、詳しく解説します。

 

キャットフードの質が悪いから吐く

猫の食べ物に限った話ではありませんが、食べ物には多少なりとも悪い成分や毒素が含まれています。

しかし毒素が猫の体に入ってきても、腎臓や肝臓がきちんと働いていれば、体内の毒素を無毒化して、要らないものを尿や便にして外に出します。

ですが、年を取って腎臓や肝臓の働きが弱くなってくると、体の中で毒素の無毒化が追いつかないので、吐いて出そうとします。

11歳の猫は初老の猫です。

猫がキャットフードを食べて吐く場合、悪い成分や毒素が体内で処理し切れずに、吐いて出しているのです。

 

11歳の猫には酵素が不足しているため吐く

11歳の猫は衰えが始まっていますから、胃や腸が若い頃のように動かないために吐く場合があります。

毒素や悪い成分を処理する腎臓や肝臓の働きが衰えたせいで吐くことを先程説明しました。

ところで、胃・腸・腎臓・肝臓・心臓など内臓を動かすエネルギーになっているのが「酵素」です。

猫の体に酵素が豊富にあると、消化がスムーズに行われて吐きません。

腎臓や肝臓が活発に働くので、毒素が処理されて吐きません。

酵素は元々猫の体の中で作られますが、一定量以上は作れないようになっています。

しかも、体内の酵素は年を重ねると減っていきます。

年をとった猫が吐きやすくなるのは、体内の酵素不足も原因です。

 

猫が酵素を補給するためには?

元々野生の猫は、酵素が不足することはありませんでした。

酵素は生の食べ物に多く含まれています。

肉や魚、野菜・果物・穀類に多く含まれます。

野生の猫は、自分で狩りをした獲物をそのまま食べていたので、獲物の肉や内臓を生で食べて酵素を取り入れていました。

ここで、酵素について有名なお話があります。

アラスカに住んでいるエスキモーの話です。

エスキモーの食生活は狩猟による生肉が中心で、漁ではアザラシ・クジラ・セイウチ、魚、陸ではトナカイ・うさぎ・鳥を中心とした食事をしていました。

エスキモーは生肉が主食で、生肉に新鮮な酵素が含まれていたため、心臓病になる人がほとんどいなかったのです。

その後、肉を焼くことを覚えた直後から、心臓病が急激に増えたそうです。

このように、酵素を十分に摂ることは、体内の臓器が働く上で欠かせません。

酵素が減ってしまう老猫は、食べ物で酵素を補わないといけません。

新鮮な肉や魚、野菜や果物を食べさせてあげることで、老猫が吐かなくなるだけの酵素を補給することが出来ます。

 

11歳の猫が吐く原因になるキャットフードってどんなもの?

猫が吐いてしまうキャットフードの特徴をまとめます。

1.添加物など化学物質が入っている

2.11歳など老猫の場合は、油分が多いフード

3.粒の大きさが猫に合っていないフード

4.酵素が少ないフード

1つ1つ詳しく見ていきますね。

 

1.キャットフードを吐く原因は添加物など化学物質が入っているから

よくキャットフードが猫に合わないから吐く、と言われますが「合わない」原因の1番目が化学物質です。

2キロで800円とか1.5キロで550円で売られているキャットフードは、必ずきつい化学物質が入っています。

キャットフードに含まれる質の悪い材料が腐らないように、酸化防止剤や保存料といったものが使われます。

質の悪い材料で作ったキャットフードでも猫が食いついてくれるように、香料で猫が好きなにおいを強引に付けます。

赤色のカリカリは肉、緑のカリカリは野菜をイメージさせるために着色料で色付けします。

酸化防止剤、保存料、香料、着色料。

これらに共通するのは、人間の都合で使われている点です。

猫にとって、本来全くと言って良いほど必要無いものです。

人間の都合で猫が不要な化学物質を大量に使ったキャットフードを食べさせれば、猫が不要なものを受け付けずに吐いて外に出そうとします。

キャットフードに使われている代表的な化学物質

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
用途酸化防止剤
毒性発がん性。環境ホルモンの疑いあり。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
用途酸化防止剤
毒性発がん性、変異原性、催奇形性
エトキシキン
用途酸化防止剤、ビタミン・ミネラルの安定化
毒性発がん性、アレルギー性皮膚炎や目と皮膚に炎症を起こす。
プロピレングリコール
用途保存料、湿潤剤、甘味料
毒性硬い便をする、腸の障害を起こすなど。急性の毒性は無い。
ソルビン酸
用途防腐剤、保存料
毒性(亜硫酸と結びつくと)発がん性、成長抑制、肝臓・腎臓・精巣の重量減など。

※環境ホルモン→体内の正常なホルモンの働きを壊す。

※変異原性→科学物質がDNAや染色体に損傷を与える。

※催奇形性→胎児に奇形が発生する。

 

2.油分が多いキャットフードが猫が吐く原因に

猫は完全な肉食動物なので、肉に含まれる油は生きていく上で欠かせない成分です。

しかし11歳の老猫は、肉や油を処理する胃や腸や腎臓の働きが衰えてきます。

若い猫だったら軽く消化して処理できていた油も、老猫になると出来なくなります。

「これは無理だ!」と猫の体が判断して、吐くことで外に出します。

 

3.キャットフードの粒の大きさが猫に合わないから吐く

猫はあまり食べ物を噛まずに丸呑みして食事をします。

しかし、老猫になると胃や腸の働きが弱ってくるので、大きなキャットフードの粒が入ってくると消化出来ないことがあります。

消化出来ないと、吐いて戻します。

キャットフードの粒が小さい場合も注意です。

老猫になっても食欲がある猫は、沢山食べたい欲求が強いので、粒が小さいとドカ食いします。

しかし食欲があっても胃や腸は弱っているので、吐き戻します。

 

4.キャットフードで十分な酵素が補給できないため吐く

酵素は、胃、腸、腎臓、肝臓、心臓など臓器を動かすエネルギーです。

しかし酵素は年を取ると減ります。

老猫になればなるほど、食べ物で酵素を補給しないと、胃・腸・腎臓・肝臓が正常に働いてくれません。

キャットフードを筋肉や骨、活動するためのエネルギーに変えてくれる内臓が正常に働かないため吐きます。

カリカリの形が残ったまま吐いたり、微妙に消化されたカリカリを吐いたりするのは、猫の内臓の働きが中途半端になってしまった結果です。

逆に、酵素が豊富だと、腸内環境が良くなってしっかりと消化できて、血液に十分な栄養が行き渡ります。

結果、腎臓や肝臓が活発に働いてくれるので、血液から老廃物を取り除く働きが十分に行われますから、吐くこと自体が減ります。

 

11歳の猫にウェットやパウチをあげても吐く理由

老猫になると、噛む力がなくなって飲み込む力も衰えてくるので、カリカリからウェットフードやパウチ、猫缶に変える飼い主さんも多いです。

しかし、柔らかいフードに変えても一向に吐くのが止まらない猫も少なくありません。

柔らかいウェットに変えても猫が吐き続ける理由を説明しますね。

 

ウェットフードは悪玉菌を増やす原因になる

ブログの前半でエスキモーのお話をしたり、猫が野生の時は生肉を食べて酵素を十分に補給出来ていたことをお伝えしました。

「生肉が良いなら、ウェットフードやパウチの方が良い食事では?」

そう思ったかもしれません。

しかし、ウェットもパウチも加工された肉で既に生ではありません。

さらに、下の表を見てください。

カルカンウェットカルカンドライ
タンパク質54.2%以上28.0%以上
脂質8.0%以上10.0%以上
粗繊維4.0%以下5.0%以下
灰分25.0%以下9.0%以下
水分12.0%以下

ウェットやパウチは、ドライフードと比べると、タンパク質が多すぎる傾向にあります。

カルカンを例に出しましたが、全体的にウェットフードのタンパク質は多すぎます。

多すぎるタンパク質は、腸内の悪玉菌のえさになって、悪玉菌を増やしてしまいます。

ヨーグルトを食べると善玉菌が増えてお腹の調子が良くなるCMを見かけたことがありますよね?

善玉菌の逆の働きをするのが悪玉菌です。

悪玉菌が増えると、腸の状態が悪くなり、吐く・下痢・便秘に繋がります。

柔らかいウェットやパウチを食べさせても体調が悪い状態が続くのは、タンパク質が多すぎて悪玉菌が増えているからです。

老猫が吐くからウェットフードをだけを与える危険性について、下のブログでとても詳しく書いていますので、11歳の老猫を飼っている人は必ず読んでおいてください。

 

猫の腸内の善玉菌の増やし方

腸内環境をよくするためには、腸の中に住んでいる善玉菌を増やすのが良いです。

善玉菌はオリゴ糖が好物なので、オリゴ糖が含まれる食べ物を猫に食べさせると善玉菌が増えます。

オリゴ糖はバナナに沢山含まれています。

猫にバナナをそのまま食べさせるのは無理なので、バナナを含んだキャットフードを食べさせてあげるのが一番良い方法です。

 

11歳の老猫が吐かなくなるベストなキャットフードとは?

では、吐き続ける11歳の猫が吐かなくなるキャットフードがどんなものか、ここまでの内容をまとめてみます。

 

化学物質を含まないキャットフードを選ぶ

まず優先すべきは、猫の体に全く必要のない化学物質が含まれないキャットフードを食べさせてあげることです。

着色料と香料は完全に人間の都合で入っています。

この2つが入っていないことが最優先です。

食いつきについて心配される方がいると思いますが、質の高い肉や魚を含んだキャットフードはにおいで猫の本能に訴えかけるので、食いつきが良くなります。

 

油が少ないキャットフードを選ぶ

11歳の猫は高齢猫なので、油分が少ないキャットフードを選びましょう。

ただし、油を含む肉などのタンパク質は猫が生きていく上で絶対に必要です。

ですから、11歳の老猫にふさわしいキャットフードは、魚メインが良いです。

鶏肉や牛肉だと油が多くて老猫に負担がかかるからです。

 

粒が小さいキャットフードを選ぶのがベター

老猫だと、やはり粒が大きなキャットフードは食べる時に負担になるのは避けられません。

飲み込む力が衰えていますから。

粒が小さくて、老猫が飲み込みやすいキャットフードを選びましょう。

粒が小さいと満腹感や満腹感が低くてドカ食いするかもしれませんが、魚など猫が好むタンパク質が十分に含まれているキャットフードは満足度が高いため、連続してドカ食いしません。

人間の食事でも、質の高い食事は少しの量でもしっかり食べた感覚になります。

しかしスナックやインスタントラーメンは、満腹感や満足度が低いので食べ続けてしまいます。

11歳の老猫には、粒が小さくて質の高いキャットフードを食べさせてあげましょう。

猫が吐かなくなることに繋がります。

キャットフードの粒の大きさと猫が吐かないようにする方法については、下のブログで詳しく書いていますので、参考にしてください。

 

十分に酵素を含んだキャットフードを選ぶ

老猫は酵素不足になるので、食べ物で酵素を補ってあげます。

酵素は、肉や魚、野菜や果物に多く含まれています。

2キロ800円程度のキャットフードだと、酵素が含まれた材料が使われていません。

その上に化学物質が大量に使われているので、二重の意味で吐く原因になります。

酵素が十分に含まれたキャットフードは、胃や腸が活発に働くエネルギーになります。

腸の善玉菌も増えます。

腎臓や肝臓がしっかり働くことで、毒素や悪い成分もしっかり処理できるようになります。

結果、猫が吐く回数が激減します。

 

おわりに

※この写真は、私が飼っている17歳のみーこです。

今回私は、11歳の老猫が吐く原因と対策について詳しく書いてみました。

・衰え始めた老猫の体に悪いものを入れない

・11歳になって内臓の働きが衰えてくるので、酵素で弱った働きを助けてあげる

この2点を守れば、基本猫は吐かなくなります。

また、毒素や老廃物をきちんと処理出来れば、猫の血液の中に悪い要素が無くなるので、腎臓病をはじめとする病気予防になります。

そしてもう1つ、猫の健康に欠かせないのが食べ物・キャットフードです。

私は猫の病気予防と長生きのために、キャットフードを変えました。

2017年3月から今日まで約1年間、新しく切り替えたキャットフードを食べる猫の様子を詳しくレビューしています。

体によい食べ物は、健康で長生きに欠かせません。

もし猫が健康で長生きできるキャットフードを探しているなら、レビューを参考にしてキャットフードの切り替えを検討してください。

食事に気をつけて、猫と幸せな時間を過ごしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました