猫がキャットフードを食べないのは防衛本能で危険を察知しているから

キャットフード

猫が突然キャットフードを食べなくなるときがありませんか?

猫が可愛いので、新しいキャットフードを買ってきたり、ウェットや缶詰を買ってきてご機嫌取りをして、とりあえず猫が食べてくれれば良いとその場しのぎをする飼い主さんは少なくありません。

しかし、猫はグルメだからとか気分屋だから…と安易に考えるのはとても危険なのです。

大前提として、猫は防衛本能で、食べて良いものかどうかを判断しています。

猫がご飯を食べないのは、目の前にある食事が猫自身にとって危険だと判断した可能性が一番高いのです。

今回のブログでは、猫がキャットフード特にカリカリなどドライフードを食べなくなることについて、深く書いていきたいと思います。

 

猫がキャットフードを食べない理由

猫がキャットフードを食べない、もしくは食べなくなる理由は、防衛本能から食事を拒否する場合が一番多いです。

その他考えられる原因を紹介していきます。

 

猫がグルメと言うのは嘘?

猫は人間と比べると、舌の味覚が100分の1しかありません。

その上、猫は食事をほとんど噛まずに丸呑みします。

猫は味わって食事をしていないので、キャットフードが口に合わなくなったから食べなくなると言うのは、あり得ないとは言いませんが、可能性は低いです。

味覚の代わりに猫は嗅覚が優れています。

そして嗅覚は、猫が危険を察知する時に大いに役立ちます。

 

猫が防衛本能でキャットフードを食べない

野生で生きていた頃の猫は、自然の中でたくましく生きるために、食べてOKな食材とNGな食材を瞬時に判断します。

グズグズしていると他の動物に襲われたり食事を奪われたりするからです。

自然界には、毒草など命を脅かす植物があります。

傷んだ肉やバイ菌まみれの肉だってあります。

いくら野生の猫でも、こんなものを食べれば命に関わります。

キャットフードを拒否するということは、そのキャットフードが自然界における毒草や腐敗した肉だと猫が判断したのです。

カリカリなどキャットフードやドライフードを、なぜ猫が毒や腐ったものと判断するのでしょう?

それは、キャットフードの中に猫の健康を脅かす成分が含まれているからです。

一般的に売られているキャットフードは、成分のほとんどが穀物です。

草食動物の牛と比べると猫が穀物を消化する能力は5分の1程度しかありません。

消化が苦手な穀物を猫が避けるのは、ある意味当然です。

【参考】

 

次に、キャットフードの成分表示にある「ミール」「パウダー」「動物性油脂」は、極めて質の低い肉で作られています。

その材料には、レンダリングされた動物の死体や内臓が使われます。

猫はこのような危険な肉を本能で避けます。

【参考】

 

【参考】

 

そして、動物性油脂などに使われる質の悪い肉が傷まないように、強い化学物質・人工の酸化防止剤を使って強引に保存します。

強い化学物質や人工の酸化防止剤には、発がん性物質を含みます。

猫もわざわざガンになる可能性のある食事を食べません。

【参考】

 

以上のように、猫がキャットフードを急に食べなくなるのは、防衛本能によってキャットフードを危険な食べ物と判断したと言えるのです。

 

猫が病気になってキャットフードを食べなくなる

猫がお腹を壊したり、肝臓や腎臓を悪くすると、食欲に影響します。

キャットフードを食べない時は、しっかりとトイレをチェックして猫の体調に異常が無いか確認しましょう。

 

子猫時代のキャットフードを食べる体験が乏しい

猫の生後3週~9週を、「猫の社会化期」と言います。

この時期に経験したことが、将来の猫に大きく影響します。

この時期に食べたキャットフードは、比較的ずっと食べ続ける傾向にあります。

逆にこの時期に人間の食事を頻繁に与えたりオヤツをあげたりすると、ずっと人間の食事やオヤツを要求して、キャットフードやカリカリを食べ続けてくれなくなります。

 

夏バテ・熱中症で猫がキャットフードを食べなくなる

猫は過酷な自然界で生きてきましたし元々砂漠の生き物なので、厳しい自然の中でたくましく生きることが出来ます。

しかし最近の異常の暑さ、ゲリラ豪雨などの急激な天候変化は、猫も経験がありません。

こういった今までにない「暑さ」で、猫が夏バテや熱中症になることがあります。

私が飼っている猫も、あまりの暑さに食欲がかなり落ちたことがあります。

寒さに弱いと思われがちな猫ですが、最近の酷暑は猫にとっても過酷なので、食欲が落ちたと思ったら、猫が涼しく過ごせる環境を用意してあげましょう。

 

猫がキャットフードを食べない危険な基準とは

成猫の場合、生後12ヶ月以上の成猫が24時間全く食べない

この状態は、明らかに猫の体に異常があります。

猫の嗜好や気分の問題ではありません。

すぐに動物病院に連れて行き、獣医さんの診察を受けてください。

 

猫がキャットフードを食べない時の工夫

猫が防衛本能でキャットフードを食べなくなるケースが一番多ことは確かですが、飼い主さんである人間に甘えてしまってワガママになる猫も多いです。

そこで、今まで食べていたキャットフードを食べなくなった猫に、私が色々やってみた工夫を紹介していきますね。

 

そもそも猫はダラダラ食べる生き物

キャットフードを食べない猫に何か工夫をしてあげる前に、猫の食事の仕方を理解しましょう。

人間は1日3食、ほとんど決まった時間に食事をします。

猫の食事のパターンは全く違います。

少し食べたら食事をやめる→また食べに来る

このパターンを何度も繰り返します。

犬は比較的人間に近い食事の仕方をするので、1日3回程度ガッツリ食べるのですが、猫は犬とも違う食べ方をします。

ちょっと食べたら餌場を離れて、またやってきてはちょっとだけ食べます。

私は猫の食事の様子をカメラで記録しているのですが、餌場にやってきて、少し食べて離れてを1日20回以上繰り返します。

【参考】

 

食べないキャットフードにかつお節のにおいを付ける

猫はにおいで食べ物を判断します。

そこで、かつお節のにおいを利用します。

ただし、かつお節をそのままふりかけるのはNGです。

かつお節は猫にとって塩分が高すぎますし、ただでさえで少ない水分を猫から奪います。

そこで、キャットフードをかつお節の近くに置いて、かつお節のにおいをつけてあげます。

においが変わると、今まで食べてくれなかったキャットフードに食いついてくれることがあります。

私もたまに「かつお節作戦」を使っています。

 

キャットフードを入れる食器やお皿を変える

猫は、顔にある「ひげ」が、キャットフードを入れる器や容器に触れるのを嫌がります。

底の深い容器にカリカリを入れていると、猫が顔を覗き込んで食べる姿勢になって、容器にひげが当たります。

ひげはとても敏感なので、毎回容器にひげが当たると嫌がって食事をしなくなることがあります。

キャットフードを入れる容器は、出来るだけ底が浅く広いお皿のようなものにしましょう。

 

キャットフードを出す時間を決める

働いていたり家事や育児があって、猫にご飯をあげるのをすっかり忘れることもあるでしょう。

時々なら良いのですが、毎日不規則な食事時間を続けていると、猫もペースをつかめず食欲が落ちて、結果キャットフードを食べなくなります。

猫はダラダラ食べる生き物ですが、キャットフードが出て来る時間を決めることで、「この時間が食事を始める時間」と認識出来ます。

食事開始の時間を認識してくれると、時間になれば勝手に食べ始めてくれる習慣が出来ます。

私は、自動給餌器でキャットフードを出しています。

キャットフードが出る時間の前になると、給餌器の前に座って待っています。

自動給餌器で猫に食事の時間を覚えさせると、猫がキャットフードを食べやすくなります。

 

自動給餌器による管理方法

私は、「ルスモ」と言う自動餌やり器を活用して、1回のキャットフードの量を調整しています。

老猫なので、1日3回・1回に15グラムをあげています。

猫の体重は3キロ程度です。

高齢猫ですが、平均的な体重をしっかり維持出来ています。

18歳になる我が家のみーこは、毎日食欲が安定しています。

そして、ご飯の時間を決めています。

03時・09時・17時です。

朝に餌が出ると、お昼までに何回か食べに来て、次に出るまでにはお皿が空になっているペースです。

猫は少量のご飯を何度も食べる性質を持っています。

猫は人間のように、朝を食べるとお昼まで食べない生き物ではありません。

ダラダラと気が向いた時にフードを食べに来ます。

また、猫は夜型の生き物なので、朝のまだ暗いうちに餌をあげています。

夜→朝の時間がかなり空くので、色々とテストしながら、今もベストな時間を調整中です。

 

キャットフードを手であげる

お皿や容器から出して、飼い主さんである人間の手であげると、なぜか素直に食べてくれることがあります。

私も同じ経験があります。

人間の手であげることで、「飼い主さんと同じものを食べている」と安心するのかもしれません。

愛情深い猫ほど飼い主さんと同じことをしたがるので、試しにやってみてあげてください。

 

キャットフードを食べる様子を近くで見てあげる

キャットフードを手であげるのと近いですが、猫は飼い主さんと一緒にいると安心します。

野生の名残なのか、猫は食事のときでも警戒心を緩めない傾向にあります。

飼い主さんが側にいてくれると、飼い主さんが守ってくれると思って、猫も安心して食事に集中出来ます。

スキンシップの1つとして、猫が食べる姿を見守ってあげてくださいね。

 

キャットフードをレンジでチン

何度か書いたとおり、猫はにおいで食べ物を判別します。

猫の食欲をそそるにおいがしないと、猫はそっぽを向くこともあります。

カリカリなどドライフードをレンチンすることでにおいを放つようになって、結果食いついてくれます。

 

キャットフード切れ等で急に別のフードに変えない

買い置きのキャットフードが切れて、急遽コンビニで普段食べないキャットフードを調達した経験はありませんか?

そして、その場しのぎで用意したキャットフードばかり食べて、従来から食べていたキャットフードを食べなくなることがあります。

コンビニで売っているキャットフードは、その場しのぎに食べさせることが想定されているので、強い香料や調味料で強引に猫に食いつかせる傾向があります。

それに慣れてしまった猫が、本来安全なキャットフードより、強烈な人工的なにおいで食いつかせるコンビニのキャットフードばかり選んでしまうことがあります。

猫は警戒心が強いので、キャットフードのにおいや形が変わると、警戒して食べなくなります。

コンビニのキャットフードに慣れてしまって、元のキャットフードを危険な食べ物と判断してしまいます。

定期購入を使うなどして、普段猫が食べている健康的なキャットフードを切らさないことが大切です。

 

猫が食べない時にオススメのキャットフードとは?

猫が一度でもキャットフードを食べなくなると、同じキャットフードを再び食べてくれることは、ほとんどありません。

逆に、猫の体に良いキャットフードに切り替えるチャンスと前向きに捉えましょう。

新たに猫が食べてくれるキャットフードを選ぶ時には、猫の防衛本能の刺激しないフード選びが第一です。

 

穀物なしのグレインフリーのキャットフードを選ぶ

猫が穀物を食べないことは先に書きましたが、市販のキャットフードはトウモロコシなど穀物の割合が一番多いです。

猫が食べないはずのトウモロコシなどに、強引に猫が好きなにおいを付けて食べさせているだけです。

このようなキャットフードは、猫が警戒していずれ食べなくなります。

出来るだけトウモロコシなど穀物の割合が少ないもの、出来れば穀物不使用のグレインフリーのキャットフードに切り替えるのがベストです。

 

ミールや動物性油脂が入っていないキャットフードを選ぶ

質の悪い肉や脂肪は、当然猫も体に悪いと判断して、警戒して食べなくなります。

着色料や調味料、香料で誤魔化しても、いずれは食べなくなります。

ミールや動物性油脂は猫の健康に非常に悪い影響を与えるので、ミールや動物性油脂が含まれないキャットフードを選んであげましょう。

 

化学物質や人工の酸化防止剤を使っていないキャットフードを選ぶ

化学物質や人工の酸化防止剤は、発がん性物質を含んだり奇形児出産の原因になったりと、猫の細胞に強い悪影響を与えます。

猫も本能で、危険性を察知します。

ですから、化学物質や人工の酸化防止剤が入っていないキャットフードを選びましょう。

穀物不使用のグレインフリーで、ミールや動物性油脂を含まないキャットフードは、化学物質や人工の酸化防止剤を使っていない場合が多いです。

 

品質の高いキャットフードは猫の下痢も予防

グレインフリーのキャットフードにすると、猫が消化を苦手とする穀物が減ります。

ミールや動物性油脂を使わないキャットフードは、本来猫が狩りで食べる新鮮な筋肉の部分を多く食べることが出来ます。

猫の生態に合った食生活になるので、便の状態が安定します。

便の状態が安定すると、食欲も安定します。

食欲と便の状態は、必ず一致します。

私は猫の便の状態とオシッコの状態を、毎日記録しています。

グレインフリーかつミールや動物性油脂を一切使わず、化学物質も全く無いキャットフードに切り替えたおかげで、見ての通り便とオシッコがとても安定しています。

※【注意】猫のうんちとオシッコのシーツの画像が出ます。

【参考】

 

ドライフードを食べない猫はグレインフリーに切り替えを

先日獣医さんに聞いたところ、2キロで1000円程度で売られているドライフードは、人間の食事で言うと、コンビニ弁当やファストフードに当たると言われました。

人間が毎日コンビニ弁当やハンバーガーばかり食べていたら、病気になりますし、多分早死します。

ホームセンターで安く売られているドライフードを猫に与えることは、確実に猫の健康を損ねて死期を早めています。

もし品質の悪いドライフードを猫が食べなくなったなら、グレインフリーなど質の良いキャットフードに切り替えてあげましょう。

キャットフードを食べないということは、猫の防衛本能で危険を察知している可能性が一番高いです。

安全な食事に切り替えてあげてください。

 

猫が食べない問題を解決したキャットフード

私は猫がキャットフードを食べないと言う悩みを、キャットフードを切り替えることで解決しました。

食欲不振や偏食にならなくなったのです。

2017年3月から今日まで約1年間、切り替えたキャットフードを食べる猫の様子を詳しくレビューしています。

もしあなたの猫が食欲不振や偏食になってしまったら、レビューを参考にしてキャットフードの切り替えを検討してください。

食事に気をつけて、猫と幸せな時間を過ごしましょう。

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