カルカンを吐く場合に絶対に確認しておくべき吐く原因になる成分とは?

キャットフード

カルカンはマースジャパンが販売しているキャットフードで、ドライフード以外にもパウチや缶詰など非常にたくさんの種類のキャットフードを販売しています。

お手頃で有名なので私も猫に食べさせたのですが、全く合わず食べた直後、すぐに吐いてしまいました。

一時期カルカンを食べてはすぐ吐いていた猫は、昨年(2016年)の2月、虹の橋を渡りました。

後から分かったのですが、カルカンには猫の体に良くない成分がとても多いです。

Amazonで見たら、1.6キロで580円。

これだけ安いと人間が買う負担は少なくなりますが、全てのリスクは猫の体が背負うことになります。

老猫やシニア猫は体力の低下とともに、消化器の胃腸・腎臓・肝臓が弱ってくるので、体に悪いものが入ってくると、胃腸を刺激したり負担がかかりますし、毒素や悪い成分を弱った腎臓や肝臓で処理出来ません。

結果、猫が吐いてしまいます。

今回は特にカルカンを食べた猫がなぜ吐くのか、成分を詳しく確認していきます。

 

猫が吐く原因をカルカンと断定する前に

猫が吐く原因が、カルカンなのか、猫の体調不良なのか、まず原因の切り分けをします。

次のうち1つでも当てはまる場合は、至急動物病院で診てもらってください。

・吐いた後、元気がない

・吐いた後食欲が無く、ぐったりしている

・吐いたものに血が混ざっている

・頻繁に吐く

・1日に何度も吐く

・突然、激しく吐く

・誤食の痕跡がある

猫は胃腸に入った毛玉を吐き出すことはありますが、1日に何度も吐いたり、毎日のように続けて吐く場合は病気の疑いがあります。

熱や下痢など、同時に他の症状がある場合は急を要します。

すぐに動物病院に連れていきましょう。

 

カルカンを吐くのは猫が「拒否」しているから

病院に連れていく必要が無い吐き方と判断出来れば、原因はキャットフードにあると考えましょう。

カルカンを食べた猫が吐くのは、カルカンに中に入っている何らかの成分が猫の体に合わず、猫が拒否をして、体内で処理仕切れないから仕方なく吐いて出しているのです。

人間の食べ物であって、いくらかは危険な成分が含まれています。

コンビニのお弁当に添加物は入っていますが、人間の体内で無毒化処理されて外に出す仕組みになっています。

猫も同じで、キャットフードに化学物質が入っていても、腎臓や肝臓の働きで無毒化して、尿や便で外に出します。

しかし老猫になると、腎臓や肝臓の働きが落ちてくるので、食べ物の中に悪い成分が含まれていると、体内で処理し切れず、吐くことで外に出そうとします。

もしあなたの猫がカルカンを食べてすぐ吐くようなら、それはカルカンの中に含まれている悪い成分や毒素処理し切れないため、猫がカルカンを拒否しているのです。

 

カルカンを食べると猫が吐く理由

では、カルカンの成分について、「毛玉ケア かつおとチキン味」を例に詳しく見ていきます。

穀類(とうもろこし、小麦、米等)、肉類(チキンミール、チキンエキス等)、大豆、家禽類、ビートパルプ、植物性タンパク、油脂類(パーム油、大豆油等)、魚介類(かつおエキス、フィッシュエキス等)、野菜類(ほうれん草、にんじん等)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(クエン酸、BHA、BHT)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5)、pH調整剤、保存料(ソルビン酸K)

 

カルカンは危険な化学物質が多すぎる

酸化防止剤(クエン酸、BHA、BHT)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5)保存料(ソルビン酸K)

BHAやBHTなど酸化防止剤・着色料に使われている赤色102・ソルビン酸には、発がん性があります。

主な化学物質が与える影響は下の表で確認出来ます。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
用途酸化防止剤
毒性発がん性。環境ホルモンの疑いあり。
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
用途酸化防止剤
毒性発がん性、変異原性、催奇形性
エトキシキン
用途酸化防止剤、ビタミン・ミネラルの安定化
毒性発がん性、アレルギー性皮膚炎や目と皮膚に炎症を起こす。
プロピレングリコール
用途保存料、湿潤剤、甘味料
毒性硬い便をする、腸の障害を起こすなど。急性の毒性は無い。
ソルビン酸
用途防腐剤、保存料
毒性(亜硫酸と結びつくと)発がん性、成長抑制、肝臓・腎臓・精巣の重量減など。

※環境ホルモン→体内の正常なホルモンの働きを壊す。

※変異原性→科学物質がDNAや染色体に損傷を与える。

※催奇形性→胎児に奇形が発生する。

もちろんカルカンに含まれる化学物質は、猫の健康をすぐに悪化させる量は含まれていません。

しかし処理能力が落ちた老猫には負担になりますし、処理し切れない場合は、吐いて外に出すしかありません。

 

カルカンの穀物は猫は消化が苦手

穀類(とうもろこし、小麦、米等)

ライオンや虎と同じ猫は完全な肉食動物です。

肉などのタンパク質の消化は得意ですが、トウモロコシなど穀物の消化を大の苦手としています。

特にトウモロコシに含まれる「セルロース」を体内で処理出来ません。

キャットフードは含まれる成分の多い順番に表示する義務があるので、カルカンの成分のトップに穀物が表記されていると言うことは、穀物の割合が一番多いです。

1.6キロで500円台と言うカルカンの異常な安さは、価格の安い穀物を大量に使い、猫本来の食事に適した肉の使用量を抑えているからです。

若い猫なら苦手な穀物でも何とか処理できますが、消化器の能力が落ちてくる老猫だと処理し切れずに吐いてしまうことがあります。

草食動物で穀物を主食にしている牛に比べて、猫は消化器の大きさが5分の1しかありません。

ただでさえ小さい消化器なのに、老猫になって衰えた消化器に大量の穀物が入ってきたら、処理し切れずに吐いてしまいます。

 

毛玉ケアのビートパルプは逆に猫の負担に

ビートパルプ

「ビートパルプ」と言う聞きなれない成分があります。

ビートパルプは砂糖大根(ビート)から砂糖を除去した後に残った「カス」です。

ビートパルプは繊維質で栄養価は全くありませんが、水との相性が良く、消化器官の中で水を吸収しながら膨張し、老廃物を吸着しながら体外へ出してくれる働きがあります。

この働きを毛玉ケアに使っているのです。

しかし先程書いたとおり、ビートパルプは全く栄養の無い「カス」であり、本来猫が食べるはずの無いものです。

猫が要らないものと判断して吐いてしまうことがあります。

また、ビートパルプが水を含んで急激に膨張すると胃腸を刺激して吐いてしまいます。

吐くだけでなく、ビートパルプを含んだ食事を食べる猫は、慢性便秘や過敏性腸症候群(便秘や下痢を繰り返す)になる子が多いと言われています。

ビートパルプ入りのキャットフードは、極力避けましょう。

 

カルカンとAAFCOの基準を比較してみると?

キャットフードには、「最低限これだけの栄養素は含んでおくように」と言う基準があります。

この基準を定めているのが「AAFCO(米国飼料検査官協会」であり、日本国内のキャットフードの基準を定める「ペットフード公正取引協議会」もAAFCOの基準を採用しています。

ただし、ペットフード公正取引協議会には法的に取り締まる権限がありません。

ですので、流通しているキャットフードの中には、基準を守っていないキャットフードもあります。

ここで、カルカンの毛玉ケア かつおとチキン味とAAFCOの基準を比較してみます。

AAFCOカルカン
タンパク質26.00%28.0
脂肪9.0%10.0%
カルシウム0.6%0.90
リン0.5%0.80
カリウム0.6%不明
ナトリウム0.2%不明
マグネシウム0.04%0.09

※AAFCOの数字は「最小値」です。

数字を確認するとカルカンは、一部成分を確認出来ませんでしたが、タンパク質や脂肪・マグネシウム等のミネラルなど猫に必須の成分はきちんと基準を守っています。

つまりカルカンを食べて猫が吐く理由は、成分や栄養の量ではなく、「質」にあることが分かります。

AAFCOの基準の詳細については、下の記事を参照してください。

【参考】

 

粒の大きさや形が猫に合わないのかも?

老猫の場合、粒が大きくて吐いてしまう場合があります。

猫はカリカリを丸呑みするので、大きな粒が大量に胃腸に入って刺激を受けて吐き出してしまいます。

しかし、逆もあります。

粒が大きいと食べにくいので、少しずつ食べる老猫が、粒が小さいことで沢山一気に飲み込めると判断して大量に一気食いして吐いてしまうケースです。

下のブログで、老猫に合ったキャットフードの粒について詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

【参考】

 

猫が健康で長寿のためには安全なキャットフード選びを

※我が家のみーこです。

カルカンを吐いてしまう原因をまとめると、以下のようになります。

・極めて危険な酸化防止剤、着色料、保存料を猫の体が処理しきれず吐いてしまう

・猫が特に消化が苦手なセルロース入りの穀物が猫の消化器に負担をかけて吐く

・毛玉ケアなどに含まれるビートパルプは、本来猫に全く不要な成分なので猫の体が拒否して吐く

この3点が、猫がカルカンを吐いてしまう原因です。

つまり結論、猫が必要としないものを食べさせなければ、猫は吐かないのです。

酸化防止剤など化学物質を含まず、穀物やビートパルプが入っていないキャットフードを選んであげれば、猫は吐かなくて済むのです。

私も以前カルカンを食べさせた時、食べた直後に戻してしまうので大変困りました。

そこで、キャットフードを変えました。

2017年3月から今日まで約1年間、新しく切り替えたキャットフードを食べる猫の様子を詳しくレビューしています。

おかげで、ほとんど猫がほとんど吐かなくなりました。

もし猫が吐かないキャットフードを探しているなら、レビューを参考にしてキャットフードの切り替えを検討してください。

食事に気をつけて、猫と幸せな時間を過ごしましょう。

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