全年齢対応のキャットフードを選ぶ3つの理由と年齢別にフードを分ける矛盾

キャットフード

キャットフードを選ぶ時に、年齢別に分かれているフードと全年齢つまりオールステージ対応と書かれているものがあって、どちらにするか迷いませんか?

結論から言うと、キャットフードを細かく年齢別で分けて与える必要はありません。

なぜなら、カロリーや脂肪の量は、食べる量で調整出来るからです。

人間に当てはめればわかりやすいです。

子供頃は、タンパク質が多い食事をたくさん食べて体を大きくします。

老人になればエネルギーがそれほど必要ないので、低カロリーの食事に変わります。

全年齢対応のキャットフードを選ぶことで多くのメリットがあります。

・全年齢対応だと高品質のキャットフードが多い

・多頭飼いに便利

・栄養のことをあまり気にせず健康を維持出来る

管理が楽で、しかも品質が良いので猫の健康を維持しやすい点です。

逆にデメリットは、

・高品質なので高いキャットフードが多い

・猫が病気になったときにきめ細やかな対応ができない

このような点が挙げられます。

ただ、全年齢対応フードは品質が高いので猫が病気になる確率は下がります。

今回は、全年齢対応のキャットフードについて、このブログで詳しく紹介していきます。

 

猫の年齢について

キャットフードに「○○歳用」と書かれている「○○歳」って、猫が実際に生きた年数なの?

それとも、人間に相当した年齢を指しているの?

疑問に思う方がいるかもしれません。

「○○歳」は生まれてから猫を何年生きているかで判断します。

生後1年なら1歳、7年なら7歳です。

ちなみに猫の7歳は、人間で言うと42歳くらいです。

 

年齢別にキャットフードを変える必要がない理由

このブログを読んでいるあなた自身の食事のことを思い出してください。

もしあなたがアラサーだとして、幼稚園だった頃と食事の内容が全然違うものに変わりましたか?

あなたが子供の頃のお母さんと、あなたがアラサーになって年を取ったお母さんで、食べるものが全く違いますか?

若い頃は油っこいものが好きとか、年をとって薄味を好むようになったなど、嗜好の変化はありますが、食事の内容が完全に変わってはいないでしょう。

レストランに行って、「これは○○歳用の食事で、あっちは○○歳用の食事です。」なんて案内は無いですよね?

マクドナルドに行っても、子供と大人で同じものを食べています。

猫だけ細かく「○○歳用」と分ける必要はありません。

 

年齢別のキャットフードが存在する理由

ホームセンターのキャットフード売り場には、1つのメーカーで様々な年齢に対応したキャットフードがこれでもかと言わんばかりに並んでいます。

メーカーの配慮を親切だと思うかもしれませんが、実はフードメーカーの営業戦略から生まれた商品です。

ホームセンターなどの量販店を中心とした、棚割り獲得競争や市場規模拡大が原因です。

ペットビジネスの調査資料によると、ペットフードの2015年度の市場規模は、小売金額ベースで前年度比 102.8%の 4,735 億円とのこと。

今も拡大中です。

ペットビジネスに関する調査資料【2016年】

 

キャットフードを置くお店は、同じ商品が山積みになっている状態を当然好みません。

多種多様なフードがあった方が、お客様の受けが良いのです。

メーカーもそのようなお店の事情を知っていますから、色んなバリエーションのフードを提案します。

しかし、ブランドの種類を大量に揃えるのはコストがかかりすぎます。

そこで、年齢を細かく分けて種類を増やしましたわけです。

1歳用・7歳用・15歳用などと分けても、原材料にほとんど変わりはありません。

ほとんどお金をかけることなく、色々な種類のキャットフードを販売できます。

キャットフードビジネスから生まれた人間の都合です。

そこに、猫の健康や体をいたわる気持ちが本当にあるのか、私は不安です。

 

猫の多頭飼いと年齢別キャットフード

更に、猫を多頭飼いしているケースを想像してみてください。

1歳の猫と7歳の猫がいれば、普通それぞれの年齢用のキャットフードを用意します。

キャットフードが年齢別に分かれていないと、キャットフードが1種類しか売れませんが、年齢用に分かれていれば、1歳用と7歳用の両方を買う可能性が出てきます。

だから余計に1つ買うことになります。

世の中の猫の数が急激に増えることはありませんから、キャットフードメーカーが売上を伸ばすためには、1つの家庭が買うキャットフードを増やすしかありません。

猫の健康や体をいたわる気持ちはあるのでしょうか?

 

全年齢のキャットフードを選ぶメリット

では、全年齢対応のキャットフードを食べさせるメリットについて紹介します。

 

子猫からシニア猫まで幅広く対応出来る

1種類のキャットフードで食事を維持出来るので、無駄にキャットフードの種類を増やさなくて済みます。

猫の年齢に応じて必要な栄養素の量も変わってくるので、「食べるキャットフードの量」で調整してあげます。

【参考】

 

特にシニア猫用のキャットフードにありがちなのが、低カロリーのキャットフードにするために必要以上にタンパク質や脂肪を制限することです。

最近は、結石予防のために必要以上にマグネシウムを制限して、逆に結石になる猫が増えています。

全年齢対応のキャットフードは、猫が必要な栄養素を十分に含んでいますから、食べるキャットフードの量が年齢に応じて増減しても、栄養素が足りない状態にはなりません。

逆に、15歳用のキャットフードはカロリー制限のため猫が必要なタンパク質や脂肪も制限されて、食が細くなって食べない猫が必要な栄養を摂れない場合があります。

 

全年齢対応のキャットフードは品質が高い場合が多い

全年齢対応のキャットフードは、プレミアムキャットフードと呼ばれる高品質なフードである場合が多いです。

猫に必要なトウモロコシなどを完全に無くしたグレインフリーになっていたり、猫の体に悪い人工添加物や酸化防止剤が入っていないなど、品質にこだわったフードになっています。

 

猫を多頭飼いする場合にとても助かる

年が離れた2歳と8歳の猫を飼っている場合を想像してください。

2歳の猫が食いしん坊で、2歳用のキャットフードを食べ尽くしてしまって、8歳用のキャットフードを食べてしまう…なんてことがありませんか?

こうなると猫の栄養管理なんてあって無いようなものです。

あえてキャットフードを年齢別に分ける意味が台無しです。

全年齢対応のキャットフードであれば、

「2歳用のキャットフードが無くなって困った。」

なんて悩みはありません。

飼っている猫が同じものを食べてくれていますから。

猫を何匹か飼っている人にとって、全年齢対応のキャットフードはメリットが大きいです。

 

全年齢フードを選ぶデメリット

当然、デメリットもあります。

 

特定の病気を抱える猫のケアがやりずらい

猫が元気な時は全年齢対応のキャットフードが健康管理に良いのですが、結石や腎臓の働きが弱ってくると、症状に対応したキャットフードを食べさせる必要があります。

全ての年齢に対応したキャットフードと言っても、全ての病気に対応したフードではありません。

全年齢対応のキャットフードで「腎臓に良い」とか「結石を治す」などの表現がある場合は怪しいキャットフードと判断してください。

特定の疾患にはそれに合ったキャットフードが必要です。

全年齢対応のキャットフードは、健康な猫が健康を維持するのに最適なキャットフードだと認識しましょう。

 

キャットフードの値段が高い

全年齢対応のキャットフードは高品質なものが多いので、値段が高い傾向があります。

ホームセンター等で一般的に売られているキャットフードの数倍するものもあります。

 

おわりに

今回は全年齢対応のキャットフードと年齢別に分かれているキャットフードについて、メリットやデメリットを含めて詳しく書いてみました。

実際に私は全年齢対応のキャットフードをあげています。

私自身が体験した結果、以下のような人には全年齢対応のキャットフードをオススメします。

・猫の栄養管理に自信が無い

・加齢とともにキャットフードを変えるのが負担

・猫を多頭飼いしている

・子猫を飼っていてこれから長く一緒にいる

このような方には、ぜひオールステージ全年齢対応のキャットフードをオススメします。

猫の年齢によって必要な栄養を計算し、それを食事に反映させて猫の健康の維持する。

これは熟練の獣医さんでないと、難しい。

私は全年齢対応のプレミアムキャットフードに「投資」することで、一気に猫の健康管理の問題を解決しました。

2017年3月から今日まで約1年間、全年齢対応のキャットフードを食べた猫の様子を詳しくレビューしています。

私がどのようにキャットフードを選んで、猫が日々どのように過ごしているか?

下記のブログ記事で詳しく書いていますので、良かったら参考にしてみてください。

あなたも猫の食事に気をつけて、猫と幸せな時間を過ごしましょう。

【参考】

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