猫の腎不全の予防に効くオメガ3脂肪酸とは?

キャットフード

オメガ3脂肪酸には血液をサラサラにする働きがあるので、血液をろ過するために頑張る臓器である腎臓の負担を減らしてくれます。

つまり、猫の病気で最も多い腎不全の予防になるので、猫の食事に欠かせない栄養と言えます。

 

猫の腎不全予防にオメガ3脂肪酸がに効果がある理由

では、オメガ3脂肪酸が一体何で、どうして腎不全の予防に効くか詳しくお話していきますね。

 

オメガ3脂肪酸って何?

まずオメガ3脂肪酸の「脂肪酸」について解説します。

脂肪酸は猫の体内に入るとエネルギーに変わったり、脳や細胞を構成する材料になるものです。

脂肪酸には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。

不飽和脂肪酸は構造の違いから「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」に分類されて、魚の油(サーモンオイル等)に多く含まれています。

不飽和脂肪酸は体内で作ることが出来ませんし、不飽和脂肪酸を含む食べ物は限られているので、意識して摂らないと不足気味になります。

猫の細胞膜はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸とオメガ9脂肪酸で出来ていて、3つの中で1つでも不足してバランスを崩すと、細胞の働きを狂わせて全身に不調をきたし、様々な病気に発展します。

脳の働きにも深く関係していて、不足するとイライラしたり集中力が無くなります。

一方、飽和脂肪酸はキャットフードの成分で言うと動物性油脂にあたり、腎不全の原因になります。

 

オメガ3脂肪酸が猫の腎不全を予防する仕組み

猫の腎臓が働くには大量の血液が必要です。

血液が足りないと腎臓が判断をすると、血圧を上げて大量の血が流れるようにします。

つまり猫が常に高血圧な状態になります。

この常に高血圧な状態が腎臓を負担をかけ続けて、腎不全になります。

腎不全と高血圧は必ずセットの関係です。

オメガ3脂肪酸は血液をサラサラにして流れやすくする働きがあります。

血圧が流れやすい状態を維持出来るので、腎臓は血圧を上げる命令を下さないので血圧が下がります。

血液がサラサラになると、血管が柔らかくなって体中をめぐる血液の量も増えます。

オメガ3脂肪酸は血圧を下げて、さらに体中をめぐる血液の量も増やして、腎臓に届く血液も十分な量を維持できます。

オメガ3脂肪酸は血管を柔らかくするので、動脈硬化の予防にも繋がります。

 

サーモンオイルで腎不全予防に必要なオメガ3脂肪酸の量を計算

以前私は、猫にオメガ3脂肪酸を与えるためにAmazonでサーモンオイルのボトルを使っていました。

「5キロ以下の猫なら1日ティースプーン半分」と書かれていました。

直接ボトルから出すなら2~3滴です。

ただ、サーモンオイルは劣化しやすく3ヶ月でボトル1本を使い切らないといけませんでした。

サーモンオイル以外にオメガ3脂肪酸のサプリもありますし、サーモンオイルを配合したキャットフードもあって、今現在私はオメガ3脂肪酸入りのキャットフードを猫にあげています。

 

オメガ3脂肪酸を含む主な食べ物

オメガ3脂肪酸は、青魚に一番多く含まれています。

他には、亜麻仁油(フラックスオイル)、シソ油、緑黄色野菜、豆などのに含まれます。

オメガ3脂肪酸は意識して摂らないと不足気味になります。

 

オメガ3脂肪酸の主な効果まとめ

腎不全予防を含むオメガ3脂肪酸の効果をまとめてみました。

・脳や神経の正常な働きに不可欠

・心臓のリズムを整える

・動脈硬化を遅らせる

・LDLコレステロール値と中性脂肪を下げる

・血液の粘度を下げる

・血圧を下げる

・免疫力を高める

・皮膚炎など様々な炎症を抑える

・アレルギーを抑える

・関節痛の痛みをやわらげる

・腎不全予防

 

オメガ6脂肪酸やオメガ9脂肪酸はどんなもの?

腎不全の予防に効く不飽和脂肪酸としてオメガ3脂肪酸以外に、オメガ6脂肪酸・オメガ9脂肪酸があります。

 

オメガ6脂肪酸

オメガ6脂肪酸は、べに花油やコーン油などに多く含まれています。

オメガ6脂肪酸は猫の体内で作ることが出来ません。

オメガ6脂肪酸はオメガ3脂肪酸と真逆の働きをします。

炎症やアレルギーを進めて、病気や怪我の時に体を守ってくれます。

炎症やアレルギーと聞くと体に悪そうですが、風をひくと熱が出てウイルスを退治してくれる働きと同じです。

 

オメガ9脂肪酸

オメガ9脂肪酸は、オリーブオイルに多く含まれています。

オメガ9脂肪酸は一部、猫の体内で作ることが出来ます。

オメガ9脂肪酸は、動脈硬化や肌荒れを防ぎ老化を遅らせます。

 

オメガ3脂肪酸は不足してオメガ6脂肪酸は多すぎる

腎不全は、不飽和脂肪酸の中でもオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良く摂ることで予防出来ます。

しかしオメガ6脂肪酸は普段の食生活で十分な量を摂ることができるので、どうしてもオメガ6脂肪酸が摂り過ぎになります。

普通のキャットフードや猫缶の食事を続けていると、オメガ3:オメガ6=1:10くらいになってしまって腎不全の原因になります。

腎不全を予防するために、オメガ3脂肪酸は意識して猫に与えるようにしましょう。

 

飽和脂肪酸の動物性油脂は極力避ける

オメガ3脂肪酸のように、猫が自力で作れない脂肪酸が不飽和脂肪酸です。

反対に、猫が体内で自力で作れる脂肪酸を「飽和脂肪酸」と言います。

飽和脂肪酸は肉や魚・乳製品など多くの食べ物に含まれているので、敢えて意識して摂取する必要はありません。

ほとんどのキャットフードに多く含まれる動物性油脂は飽和脂肪酸です。

オメガ3脂肪酸に代表される不飽和脂肪酸は貴重で猫の体に良いのですが、キャットフードの成分によく見られる動物性油脂は血液をドロドロにして固まりやすくします。

血液がドロドロになれば流す力が必要になり血圧が上がります。

常に高血圧の状態になると腎臓に負担がかかって、腎不全になります。

せっかくオメガ3脂肪酸をたくさん猫に与えても、動物性油脂を含んだキャットフードを食べさせてしまうと、腎不全の予防が台無しになります。

動物性油脂は、腎不全の予防を考えるなら猫に与えないようにしましょう。

【参考】

 

腎不全を予防できるオメガ3脂肪酸を猫に与えるために

写真は18歳の愛猫、みーこです。

オメガ3脂肪酸は血流や血圧にとても良い影響を与えます。

結果、血液と深い関係がある腎臓の負担を大きく減らして腎不全を予防します。

猫は放っておくと腎不全になりやすいので、オメガ3脂肪酸は食事に必須の成分と言えます。

しかし、オメガ3脂肪酸は猫の体内で自力で作れませんし、含まれる食べ物は限られています。

ですのでオメガ3脂肪酸は、別売りのサーモンオイルやサプリを、普段の食事に混ぜて与えるのが一般的です。

反対にオメガ3脂肪酸と逆の働きをする動物性油脂は、多くのキャットフードに含まれています。

だから、腎不全の予防のためには、意識してオメガ3脂肪酸を含む食事を猫に食べさせてあげて、動物性油脂を含むキャットフードを避けましょう。

私自身2016年2月に、当時15歳の猫を腎不全で亡くしています。

双子猫だったので、姉猫のトラが亡くなリ、妹猫のみーこが残りました。

その経験もあって、老猫の腎不全には相当気を使いました。

最近では、十分な量のオメガ3脂肪酸が含まれたキャットフードもあります。

みーこの食事は、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれたキャットフードに切り替えました。

2017年3月から今日まで約1年間、新しく切り替えたキャットフードを食べる猫の様子を詳しくレビューしています。

体によい食べ物は、健康で長生きに欠かせません。

もし猫が健康で長生きできるキャットフードを探しているなら、レビューを参考にしてキャットフードの切り替えを検討してください。

食事に気をつけて、猫と幸せな時間を過ごしましょう。

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